「不安なら乗らないで。」
「まわりも働きかけを。」

遺族の方の言葉に誰もが
「本当にそう。」
と思ったであろうし、


高齢者の運転事故がニュースになるたび
巻き込まれてしまった方々のことを思うと
心が痛み、家族として
自分たちは親にどんな声かけを
すればいいのだろうかと
思っている方もいるのではないでしょうか?


今となっては幸いなことに、義父は
若い時多忙すぎて免許をとらずにきたので
私はこの件で親を説得する必要がないけれど、


もし義父が免許を持っていたら
「心配だから、運転はもうやめて下さいね」では
どんなに「お義父さんのために」
と言ったところで
きっと聞き入れてもらえないであろうし
怒らせることになったに違いない。


「お義父さんが事故にあったら怖いわ〜、
運転についてそろそろ考えませんか?」が
ぎりぎり話を聞いてくれる言葉かな。


まずはどう考えているのか本人の
気持ちを聴くに徹したいと思っても
世代的にいって、
親が子供に本音を話すような
ことはなかなかない。


加齢によって頑固にもなっていくというのに
もともとプライドの高い人に
プライドを傷つけずに
一体どんな声かけや言葉が
相手の心に響くのだろうか。


家族からやめさせるのは、きっととても難しい。


運転をやめる=老いをより感じる
ことにもなるであろうから、
余計にやめたくないという人もいるだろう。


心のどこかでありえるとは思いつつも
認めたくない人もいるだろう。


もちろんどうしても必要な地域もあるだろう。
車がなければ生活が非常に困難になる場所もある。


それでも
高齢になれば注意力も落ちるのだから、

免許更新の時にしている認知機能の検査を
より精密なものするか、
頻度を半年に一回にするなど、
何かしらの対策を練ってほしいと
私は思う。
その方が本人も安心して乗れるのでは?!


もしくは、自動ブレーキ搭載の車しか
乗ってはいけないことにはできないのだろうか。


元気な高齢者の方々は「なんて面倒な!」と
怒るかもしれないけれど、
そのぐらい手間をかけた
免許更新にしてほしいのは、


一瞬で命を奪ってしまうモノに乗っている者
であるという意識で、常にいてほしいから。

これは欲張りな考えなのだろうか。


いつか私達だって高齢者になる。


その時、車好きの夫に免許を返上させるのは
一番難しい気がしているから、
今から話をしているけれど、
その時になったら、どうなのだろうか。
(本人はさっさと返上する気でいるかもしれないが。)


少し前のニュースでECE(国連欧州経済委員会)
日本、EUなど40カ国の地域で
自動ブレーキを新車に搭載することを
義務化する案に合意したとあったけれど、


自動ブレーキに頼るだけでなく、


ますます高齢化社会になっていくのだから、
事故が起こるたびに議論だけで終わらずに

早く何かしらの対策が練られて
未然に防げるように
施行されることを願うばかりです。
 
 

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