おはようございます。


少し前のことですが、小学生のいじめの話を

耳にする機会があり、そのぞっとする内容に

いろんなことが低年齢化している表れなのか

ということにも、

どうやら長らくまわりは気がついてなかった

などと聞き、

なぜ誰も気がついてあげられなかったのかと

人づてに聞いた憶測の域のでない話ではあるけれど

しばらく気持ちがふさぐことがあったのですが、

そうでなくても、ニュースに「いじめ」の話題が

ない日はないのでは?!というほど、

子供達だけでなく、大人でも企業でもママ友でも

どの世界でも消えることがないですよね。


いじめってなくならない、となんとなくは

感じていましたが、そういう環境にいないと

危機感もなくなって、

人ごとになってしまっていて

記事や何かで知る度に、恐れや怒り不安や悲しみ

でいっぱいにはなるけれど、

いつか子供にふりかかってこなければいいな

と、それでやり過ごす毎日。

なんとなくぼんやりと意識する程度だったのですが、

先日、別の本を探していて見つけた本が

タイトルもそのままの

ヒトは「いじめ」をやめられない

IMG_0385


ショッキングなタイトル&表紙でちょっと

買うかどうか迷ったのですが、この本は

脳科学者・中野信子さんが

それがおきる時、脳にどんなことが起きているのか

ということや

「いじめは本来人間に備わった機能による行為

ゆえなくすことは難しい
」という一面があるので、

いじめ撲滅にむけて動くのではなく

アプローチをかえ、回避策を考えていくのが

良好な人間関係を維持するための最善策。として

脳科学の観点からかかれたもの。



子供達に「相手の気持ちを考えましょう」と諭した

ところで子供の脳は「共感」が未発達なので難しい。

それよりもそれをすれば損をするというシステムを

作る方が有効なのだそうです。


それも仲がよいほどいじめがおきやすかったり

正義感が強いがうえに「排除」というかたちで

いじめを助長してしまったり

日本人に不安症が多い理由がわかったり

クラスでいじめがおきているのに担任がいじめと

捉えていないことなどの理由など

それがどういうことなのか、日本という社会が

どういった傾向があるのかが

わかりやすく書いてあります。



いじめとまではいかなくても、人は集まれば

ちょっとした違いが、苦手意識に変わることもある。

最初は些細なことがいつの間にか「排除」に

つながることもある、

それは子供達だけの話ではありません。


私たち誰もが脳の機能に組み込まれている

可能性が高いことを知り、認識すること、

そしてそれをどのようにかわすのか

どのようにすれば苦手意識程度で

とどめておけるのか

大人の私たちこそが気をつけていかなくては

いけないことがたくさん書かれています。


脳の機能の話だけではなく、

ではどうしたらいいのかまで

踏み込んで書いてあるので、不安なままでは

終わりません。

まずは知ること、是非たくさんの方に読んで

もらいたいと思った本です。

何よりも、文章が読みやすくわかりやすいですしね。




あ、それに表紙は2枚になっていて

外したらこんな表紙なので、カバーをつけずに

本棚にしまえます。
IMG_0386
些細なことですが、私は嬉しかったです。


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